ロシア 2/3
モスクワ
人口約850万人の古都モスコウ、サンクトぺテルブルクと異なるエキゾチックムード、トルストイ、プーシキンが愛した街に残る歴史的建造物群、最大の観光名所はクレムリンと赤の広場、ねぎ坊主を戴いた大聖堂が目を引く.クレムリン内の建物には大統領が執務中であることを示すロシアの旗が翻っていた。(クレムリン、赤の広場及びワシリー聖堂は世界遺産)
赤の広場の端に立つ聖ワシリー聖堂 カラフルなネギ坊主の真ん中の塔は高さ47m、キリストを象徴しているとのこと、.完成は1555〜1560 赤の広場の象徴的存在.


クレムリン見学時入り口近くに立つトロイッツカヤ塔、高さは天辺の星まで69.3m.

クレムリン内の建物の一部と警備員.

クレムリン内のウスペンスキー聖堂、1475〜1479年にかけ国家主教座教会として建造された.

クレムリン内の十二使徒聖堂、1655〜1656年に建築された教会イタリアなど外国の影響を嫌って純ロシア的なこの教会を総主教の礼拝所として使った

クレムリン内、これは大砲の皇帝、此れは16世紀末鋳造された砲で口径890mm、重さ40トン、当時世界最大の大砲であるが一度も使用した事はない。


クレムリン内、鐘の皇帝、1733〜1735.に造られた、高さ6m、重さ200t.世界最大の鐘、18世紀の鋳造技術の粋を集めて造ったが実は鋳造中に火災が発生した、あわてものの誰かが火を消そうとして水をかけたために鐘にひびが入り一部が欠け落ちてしまった.その部分も飾ってあるが重さ11tもある。従ってこの鐘の皇帝の音を誰も聞いたこたがない。

クレムリン内、僧服の教会、ウスペンスキー聖堂の西側に位置し最初1484〜1486年に建設後16〜18世紀に再建されたが外観が変貌、1930〜1960年に初期の様相に戻された.

外から見たクレムリン.


赤の広場、クレムリンの赤い城壁と国立歴史博物館(向こうに見える)グム百貨店及び聖ワシリー聖堂に囲まれた面積73000m2にも及ぶ、.長さ695m、幅の平均130m 17世紀に整備され美しくなったことから赤の広場といわれている.

クレムリンの周囲は2235m 囲んだ城壁の一角のスパススカヤ塔時計の直径は6.12m 今も正確に時を刻む.


ミニンとポージャルスキーの二人像、1612 ポーランドからの侵略戦争のときのロシアの英雄、1818年の作.

聖ワシリー聖堂、現在は博物館として一般に開放されている..


赤の広場を挟んでクレムリン城壁の反対側のグム百貨店、1890〜1893年に建てられた3階建て. 外資系の店が並び衣類、布地、バッグ、化粧品などブランド品が並ぶ、ファーストフッドやカフェなど西洋式の店もある..

グム百貨店の1階にある噴水、天井から光が入り建物の中は明るく大勢の客で賑わっている.規模は大きい..

モスクワ市内の一角.多くのトラムとバスが走る.


クレムリンの外側の一角.露天の店で売られているのはジュース、アイスクリームなど.

モスクワ市内の道には露天が並ぶ、ロシア工芸品「マトローシュカ」はどこへ行っても売られている.値段もピンからキリまで.

ボリショイ劇場、一度火災にあったが1824年に再建された正面.屋根の上に4頭立てローマ風戦車、入り口に8本の円柱が印象的、さすが歴史の重みを感じさせるバレエ、オペラの殿堂. 

ロシアの最高学府、静かな佇まいのモスクワ大学、縁故入学は認めない、正面塔の高さは240m、学舎の幅450m 16学部32000人の学生が学ぶ.、.創立は1785年、付近に学生が歩いている姿はなかった.
 

モスクワ大学が観光の一スポットになっているせいか道向かいに集まった観光客目当ての露天商、どの店も土産物用マトローシュカを並べている.

ボリショイサーカスの建物.見た目より内部は広い.空中ぶらんこ芸は無かったがさすが演技は一流.

1980年モスクワオリンピック開催に合わせて造られたスタディアム.10万人収容可能が彼方に見える. 

ノブォブイッチ修道院の一角.


モスクワで一番美しいとされるこの修道院は1524年にポーランド・リトアニアとの国境紛争の記念として創立されたもの、落ち着いた風情を見せている.

グム百貨店で見つけた可愛い子

モスクワの人なつこい子供たち.赤の広場で.