バングラデシュ パートT 1/4
写真撮影日  1996年7月.
日本の1/2の面積に1億2千万人が住む発展途上国バングラデシュへ日本のNGOの一つが主催したスタデーツアーにNGO職員1名を含む7名が参加して訪問した。ダッカ空港に到着後表で待つ迎えの車に乗り込み、40km離れたガジプール県コナバリ村のNGOが運営する施設内宿舎に到着したのは午前0時を過ぎていた。ここには職業訓練センターや孤児院が併設されていて我々の到着を待ちかまえていた孤児院の男女70名の歓迎をうけそれぞれが小さな花束を受け取る、心温まる最初の出会いから国際交流が始まった。
ガジプール県、コナバリ村
コナバリ村は首都ダッカから北へ車で約1時間のところに位置した緑多い長閑な農村地帯である.


夕方の村道 通常バングラデシュでは5〜10月は雨期,国土の1/3が
水没する.従って地球温暖化はこの国にとって大きな問題である.

当該NPOが力を入れていることは地域の女性が自立するため技能訓練センター及び農業訓練センターを設立し現在まで多くの女性に職業訓練を実施している他、子供を対象とした「エンゼルホーム」を併設し男女数十名の親元を離れた子供を受け入れ、この施設で生活と通学を保証していること、現在この施設内に診療所を建設、村民の医療をも支えている.ちなみに国民の平均寿命は1996年当時48才、1999年調査では58才.当訓練センターでは職業訓練以外に字の読み書き出来ない女性を集め識字教育を行っていて中には子供を抱いて懸命に勉強している姿に頭の下がる思いをした.職業訓練は以下の写真に示すようにこの国の伝統的ノクシカタ刺繍、洋裁、タイプライター、コンピュターの他農作業訓練をも行っている、これらNPOの活動を目にし改めて国際協力の素晴らしさに感動を覚えた.
村の女性が母国語(ベンガル語)の識字教育を受けている教室、この国の成人女性の識字率99年現在男性63%女性48%平均は56%である.
この国の伝統的なノクシカタ刺繍の訓練に励む若い女性たち.


時代の要請にこたへパソコンを習う女性たち.

タイプライタを習っている女性みんな真剣な顔つきで!

洋裁の訓練教室.みんな自立が目的、懸命である.

この女性は実際に販売する品物の刺繍をしている.

エンゼルホーム内の図書館.孤児たちは明るい表情で日本から贈られた本を見る.
日本から一緒に来た元学校教師による紙芝居を見る孤児たち.通訳は施設の責任者バングラデシュ人バリー氏が担当(向こう側)

NGO施設の隣の民家ではとれたモミを乾燥のため広げる作業が行われていた.

NGO施設には関係ないが道ばたでレンガ割り作業をする人、日雇い労働者で日当は30円である.